皆様、こんにちは。
「子ども・子育て支援」を担当している西岡です。少し私の紹介をさせていただきます。
私は4人の子どもを持つ小児科医です。子どもが乳幼児の時、私は病院の勤務医でした。夫も勤務医で、現在の「イクメン」とはほど遠い存在でした。当直もありましたので、育児は実家の母に頼りましたが、母も開業医でしたので、保育所の先生やたくさんの方が育児に関わってくださり、まさに「みんなで子育て」の様相でした。
開業してから、子どもが病気の時仕事を休めないという母親の切実な声を何度も聞きました。私自身も子どもが熱を出し病院が終わって迎えに行くと、ぐったりして寝ている子どもの顔を見て胸が痛くなったことを思い出します。
子どもが病気の時、親が周囲に気兼ねなく面倒を看ることができたらどんなにいいでしょう。でもそばにいてあげられない時がある。そういう時、家庭にいるような安心できる環境の中で、一人一人の病状に合わせた手当てや、遊びを提供できる「病児保育」をしたいという思いが強くなりました。
幸い、高松市が子育て支援に熱意を持って取り組まれていて、当院が委託を受けることになり、今の病児保育室ができました。
また子育てには様々な不安があり、子育ての情報提供をしたり、気軽に相談できる保護者の居場所を作る必要性を感じ、地域子育て支援センターを開設しました。
現在、子育てにおける多様なニーズに応えられるよう努力しておりますが、現場の声が子育ての輪を広げ、連携を強めていきます。
皆様の意見をお聞かせください。
なお、高松市では様々な地域子ども・子育て支援事業が行われており、このHPでもお知らせしています。
また、平成27年4月より子ども・子育て支援新制度が始まり、事業の新設、拡大や質向上が期待されます。
いろいろ情報提供をしていく予定ですので、ご質問等気軽にお問い合わせください。